東証大引け、4日ぶり反落 米株安を嫌気、午後は下げ渋り

21日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落した。大引けは前日比213円42銭(2.39%)安の8711円33銭だった。前日に1―3月期決算を発表したバンク・オブ・アメリカの貸倒引当金が拡大したことが材料視され、同日の米株式相場が急落したことが嫌気された。円相場が一時1ドル=97円台に上昇したことで輸出関連株にも売りが優勢になった。取引時間中では15日以来となる8600円台に一時下げ、下げ幅が一時300円を超える場面があった。ただ、午後に入るとGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物が上昇に転じたことが買い戻しを誘い、下げ幅は徐々に縮まった。東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落。

 このところ9000円の節目で上値が重い状況が続いてきたことで、ひとまず調整の動きを想定する声は多かった。このため、相場が下げる場面では押し目買いが入る冷静さもうかがえた。7カ国(G7)、20カ国(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催を24日に控え、株安を招くような事態には各国が政策発動で対応するとの期待感も相場を下支えした。

 東証1部の売買代金は概算で1兆5382億円。売買高は同24億2465万株。東証1部の値下がり銘柄数は1382、値上がり数は265、変わらずは55。

 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGが売られ、野村HDも軟調だった。トヨタ、ホンダが安く、新日鉄、JFEHDも下げた。一方、GSユアサが商いを伴って続伸したほか、三洋電が堅調。前場に安かったシャープや東芝が午後に上昇に転じた。

 東証2部株価指数は3営業日ぶりに反落。大幸薬品、中央電、オリコが下げた。半面、日精機、トーセイ、森電機が上げた。

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